権利証と登記識別情報

不動産の「権利証」って一般に言いますが、今は「登記識別情報」ってものに代わっています。
私たち不動産業者、略すのが好きみたいなんで「識情」(シキジョウ)って呼んでます。
勿論、今までの権利証はそのまま有効ですし、所有権が変わらない限り「識情」を発行はしれくれません。

何となく「識情」はA4一枚の紙なんで「権利証」の方が権威あるみたいですし、
色んな情報が記載されているので不動産の仕事する上では「権利証」の方が好きです。
(不動産の仕事始めた頃、未だ「権利証」の時代でしたんで、どうも「識情」に慣れないですし)

で、真面目な話。
例えば土地・建物をご夫婦二人の共有で持っている場合:
「権利証」は不動産に発行されるイメージで、だいたい不動産に対して1枚って感じです。
なんで、土地に1冊、建物に1冊です。
でも「識情」は、所有者(共有者)それぞれに発行されるので都合4枚になります。

ちょっとこの所、共有不動産の売買に携わる事多いんですが、
「権利証」「識情」、売買の間際になって無いとか有るんですよね。
管理人は失礼を承知で「(権利証・識情)見せて下さい」って御依頼頂く時にお願いすることにしてます。

あ、それと前にもブログに書きましたが
お引越ししたら不動産登記の所有者名義の住所変更もお忘れなくです。
今年度から「海平の郷」所有者の方から住所変更のお知らせ頂きましたら
「不動産登記の住所変更もしましょう」ってお知らせお送りするようにしてます。